ファシリテーターに出会ってファシリテーターになった話
このブログは、ファシリテーターをテーマにしたアドベントカレンダー2016の12日目です。
今回は、わたしがファシリテーターに出会ってファシリテーターになり、ああ、ファシリテーターってこういうことができるんだ、と感じたこと、学んだことをそのまま書こうと思います。
皆さんにも、ファシリテーターになるまでの物語があると思うので、それを思い出すきっかけにでもなれれば嬉しいです。
実は、わたしが初めて生身のファシリテーターに出会ったのは、このアドベントカレンダーを主催されている がおりゅう氏の”ファシリテーターズ・インタビュー”*1というイベントでのことでした。
そこで出会ったファシリテーターは、地域の市民参加ワークショップ(以下WS)を専門としているファシリテーターでした。この出会いをきっかけに、もともと地域活性の取り組みに関心を持っていたわたしは、その後地域の市民参加WSのお手伝いをしたり、ついにはファシリテーターをやらせてもらったりする機会もいただくことになります。
そこで学んだことは!
- ファシリテーターがいる場は会議(話し合い、自分の意見を言うこと)の成功体験をつくることができる。
- ファシリテーターは、場合によってはクライアントの注文もファシリテートできる。
- ファシリテーターは、クライアントもWS参加者も言えないことが言える。
- ファシリテーターは、WSで何が起こったのか、どんな未来が見えたのか、クライアントや参加者にその場で言語化し、伝えることができる。
- 参加者全員がおうちに帰るまでがファシリテートです。様々な利害関係者の感情の収まりに気を配ることができれば、WSの成果以上の成果につながる。
ということでした!
ファシリテーターって、本当に色々な人の気持ちに寄り添って、その気持ちを汲み取っているよ、と示すことが大切だなあ、とつい最近のWSでもしみじみ感じました。
すべての日常でもそうなんでしょうけれども…
せめて、大切な人の気持ちは汲み取ることのできるクリスマスにしましょう!
ではでは、みなさまのファシリテーター人生に幸多かれ!
~追記~
最近グラフィックレコーディングで友人の悩みをレコーディングしたところ、大変喜ばれました。こういう小さな喜びが励みになります。